電報・祝電入門

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電報・祝電をやってみたいですか

電報や祝電というのは、一昔まえの連絡方法であると思っていませんか?そんなことはありません。情報化社会において、電報は魅力あふれる、気持ちを伝える方法なのです。その魅力に迫りましょう。

電報とは、電信を利用した文書の配達を行なうサービスです。郵便より早く相手に文書が届きます。電話が世間一般に普及するまで、緊急事態の連絡手段などに用いられていました。しかし、電話やファクシミリの普及などで緊急の連絡は電話などで行なう事が一般的になり、電報は冠婚葬祭での祝電や弔電用に使われることが多くなりました。

最近では携帯電話やメールの普及で、電報は緊急連絡に用いられることは少なくなり、冠婚葬祭での祝電や弔電用に使われることがほとんどになりました。電報は電報用の電話番号に電話をかけて、電話オペレーターに送りたい文章を伝え、それを台紙に印字して相手先の住所に送ってもらうのが一般的でした。最近ではインターネットでも電報・祝電が送れるようになり、配達委託先への直接伝送や印刷が出来るようになりました。そのためオペレータを介さなくても電報を送ることが出来るようになりました。

冠婚葬祭とは、元服、婚礼、葬儀、祖先祭礼といった日本古来の儀式を指します。このうち元服に相当するものが成人祝いです。成人祝いは成人式は毎年一月の第二月曜日です。あらかじめカレンダーで日付を確認しておくと良いでしょう。20歳になる成人の方に、誕生日に誕生祝と成人祝いの両方を兼ねて祝電を送るのは間違いです。通常マナーとしては、誕生日祝と成人祝いの祝電は別に送るのが基本です。成人祝いにはこれからの活躍をお祈りする等の言葉を添えると良いでしょう。

祭礼関係の祝電は、なにか大きな賞を受賞した時に送る電報があります。日本には6種類の褒章があります。もし親しい方やお知り合いの方などが立派な褒章を受賞したりした場合は、祝電を打つのがよいでしょう。友人・知人の昇進、栄転などの時は、祝いに現金を送る必要はありませんが、ちょっとしたお祝いの品を、祝電のメッセージを添えて送ると、お祝いの気持ちが文章として形として残るのが電報のすばらしいところです。

最近は、インターネットから電報を申し込む事ができるようになりました。そのため文章をオペレーターに伝えて打ってもらうこともなく、パソコンで文章を作るような感覚で電報を申し込むことが出来ます。インターネットのホームページから手順通りに進めていくと、電報が送られるしくみになっています。メールを打つ感覚で電報が送れるというわけです。

電報は緊急時の連絡手段から変わり、冠婚葬祭の利用が多くなった頃から、いろいろなサービスの種類が出てきました。台紙が電報の種類によっていろいろなパターンがあります。押し花があしらわれているものやハンカチが台紙に入っているもの、豪華な織物の台紙や様々です。最近ではプレゼントとして可愛いぬいぐるみに電報ケースがついていて、そのケースの中に文章を入れてそのままぬいぐるみごとプレゼントするようなサービスもあります。

親しい方のお祝いはもちろん、お子様の入学、卒業祝いや、節目のお誕生日など電報をもっと身近に利用してみませんか。出産のお祝いで祝電を送ったり、おじいちゃん、おばあちゃんのお誕生日にプレゼントを添えて電報を贈ったり、電話やメールと違った心のこもったメッセージが届けられると思います。いつでも突然贈り物が届くのは、ドキドキワクワク嬉しいものです。

大好きな人に電報で告白するなんてどうでしょう。メールでは味気ない。電話ではすぐに答えが帰って来るので怖い。手紙では届くのが遅いなど・・・電報だったら少しレトロな感じで意外性があってステキじゃないですか。携帯電話が普及してメールでのやり取りが当り前の今の時代に、文章で気持ちを伝える手段として電報はなかなか良い手段なのではないでしょうか。

電報は長い間、多くの人に親しまれてきました。手紙とは違う。電話とは違う。メールとは違う。どちらかというと古臭い感じのする電報ですが、いろいろな進化を遂げながら電報はこれからも残って行くと思います。気持ちを届ける。やさしさを届ける。思いを届ける。そんな電報がこれからも進化し続けて行く・・・そんな期待があります。最近ではいろいろな企業が電報を取り扱うようになりました。人間同士の関係が薄くなってきたような現代に、温かい気持ちを運んでくれるそれが電報です。

この先、電報はどんな進化をするのでしょうか。どんなに新しいものが出ても、贈る気持ちには変わりはありません。相手に気持ちを贈る。その気持ちが電報を送る人にある限り電報はお祝いの席や悲しみの席に必ず必要になるものです。もっと多くの人が電報を利用してやさしい気持ちをたくさんの人に届けてくれることを願っています。